《》着付け独習用ビデオが生まれるまで《》


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で、資金 “0” なのに、作ると決めた。                        
  限りなく“0”に近いお金で作るには・・・・・・・・。                      
  でも、『ビデオ』なんてどうやって作るかも知らない、このおばしゃん。          
  キープラネットのメーリングリストでともかく聞いてみよう!                
           
  プロのカメラマンの手を借りることになった!                        
  モデルをかってでてくれる人。
ラベルのデザインを提供してくれる人。         
  カメラマン氏は、10日も他の仕事を断わって編集にあたってくれた。          

  思いは叶う!     たぶん、500万〜1ッ千万、かかるビデオが完成してしまった。     
 

〔独習用ビデオ:たみの“着付けは楽々”ができたいきさつ〕
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できてしまった“着方の独習用ビデオ”

  デジタルとはほど遠いきものの仕事をしている柏樹です。
  どこにでもきもの。なので、会う度に「着付けはどれくらいでできるようになる〜?」と、
  何人もに言われる。けれど、一緒に研修する時間がない人ばかり。

  なんとかして上げたいとずーっと、思っていて、一方、私はあんまり人に
  着付けを教えるのが好きじゃない!
  そのくせ、人に着せるより、自分で楽に着るコツは、相当こだわってきて、
  ノウハウがいっぱいある。

  そこで思いついたのが『ビデオ』。きものは「左が上前」という決まりが
  あるために、従来の 着付けビデオは、着ているのを映しているだけの
  “解説”でしかなくて、着付け未経験の人が着られるようにはならない。
  だったら、画面の中のモデルが“左右逆に”着れば、見たまま真似るだけで
  着られるようになる。こんなビデオを待っていた人は多いに違いない。
  
 

どうして思いついたの?  どんなきっかけで?

  2001年8月1日、表参道でキープラネットのパーティがありました。

  久しぶりに会う顔も多く、佐藤みち子さんもそんな一人。
  そして、「着付け、何日で着られるようになる?」といつもの質問。
  「きものプラン」のサービス“4回で覚えて、忘れないレッスン”さえも
  時間調整が難しいらしい。なんとかしてあげたいなぁー。
 

どうしてできたの?

  ところで、キープラ仲間の木村智子さんが『10時間で英語脳を作る本』を
  出版したばかり。ん!? “CD付き”・・・・“CD”
  CDならば、私と会えなくても、着付けを伝えられる!
  (この場合DVDとCDを混同している私)
  会が始まると、目の前にビデオカメラを回している人が。
  ああ! “ビデオ”なら、CDより一般的。
  会はキープラ4周年の熱気をはらんで、代表川野さんの『起業家支援プロダクション』
  に始まり、プレゼン合戦もプレゼントのくじ引きでも盛り上がり、楽しく散会。
 

  少しのアルコールも入り、早々に床についたものの、夜半(2時半)には目が冴えて
  というか、夢の中から考えているのは、『着付けをビデオで』のこと。
  どんどん具体案が出てくる・・・・

  もう寝ていられない。薄暗い中、枕元のクリップボードを手に取り、ボールペンを
  走らせる・・・・
   「誰がこのビデオを必要としているか?」
   「なぜ、今までなかったか?」
   「なぜ、このビデオを作るのか?」
   「構成は?」
   「このビデオが普及したらどうなるか?」
  どの項目もすらすら書ける!

 疑問項目もいくつか。
  きものを着たい女性はたくさんいるはずだけど、いったい日本女性は何人いるの?
  (これは後に本屋さんで年鑑を見る機会があり、立ち読みで把握=すみません)

  
ビデオってどうやって作るの?!

  先夜のビデオカメラマンに聞ける? 
  キープラ川野さんに電話。「実はこれこれしかじか・・・」
  「あのカメラマンさん、忙しいかな?」
  「忙しいよ。仕事には困らないの。ただ、これからの展開で面白いことをと、入会したのよ」
  『ふむ、忙しいのか。じゃ,悪いな。』と、思いつつ、
  ついでに川野さん、のたもうた。「ビデオなんて、売れないよ。ダビングされるよ。
  そのビデオが欲しいかどうか、MLで聞いてみたら?
  それと、ビデオをどうやって作ったらいいか、知ってる人いるかも聞いたら?
  他の人の参考にもなるし」と。

  『そうだ、そうだ、こういう時の強い味方=キープラ仲間』で、MLに流す。

  『ひとりで着るための着付け練習ビデオ(完全マスター)』(仮称)について
  アンケートにお応えください。

 ---------もしも、着付け独習用ビデオがありましたら、お買いになりますか?
        と、何項目かの質問と意見を募りました。
 
  10余人が応えて下さり、それぞれコメントも書いてありました。
  それが、一人ひとり違うことを取り上げてあって、こんなに違う視点もあるのだと
  自分が複眼を持ったような有り難さ。

  中には、「今までその類で良い物があったためしがない」
  「柏樹さんが、ビデオの限界を知っている必要がある。
    まずは家庭用ビデオでも撮ってみたら?」⇒これは実行しまーす。
  「モデルお呼びじゃないですよね。」⇒掴まーえた! 
  まさかMLでモデルまでゲットできるとは思わなかった。

 着付けレッスンした卒業生?からも。

   着付けを教えていていただいて一番覚えているのが柏樹さん用語(笑)です。
  「そう そう 着物の丈は後ろから光が漏れるぐらい」
  「両方からグイッと引っ張ってパッと離す」
  この言葉を呪文のように繰り返しながら着物を着る○○です。(大笑)
  こんな分かりやすい柏樹さん着物用語のビデオがあったら最高ですね。
  
  カリスマ主婦と名高い検索の達人からも「着付けビデオ」情報が。
  やっぱり、ない! 私が思い描く着付けが独習で身に付くビデオはない!
  やっぱり、作る!  資金は=“0” だけど、作る!

  いったい、資金0で、どんなレベルのビデオが作れるのか?
  売り物としてのレベルは低くても、内容では解るものを。
  たたき台程度でも、それをどこかに持ちこむという方法もある。
  でも何年も、私が悩み続けた「着たいのに着られない人に応える」形として、
  とにかく一日も早く作り、届けたい。待っている人はたくさんいる。

いまやらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる。
 
  上杉鷹山公、そして、我が郷里出身の彫刻家=平櫛田中の座右の銘。
  父が好きで田中氏の筆になるテレフォンカードを送ってくれている。

  さて、我が家には、ビデオカメラはない。レンタルで借りてみる。
  古いタイプで、こんなビデオがあるのを知らなかったが、始めての私にも操作し易い。
  撮影を頼んだのは、この頃肩を痛めて休養中のダンスインストラクターをしているテルミ。
  彼女いわく、「この型、私スクールで使っているよ。」ラッキー!
  (朝から夜中までほとんど家にいなかった娘がこの時期いてくれたのも有り難かった)
  最近のタイプではぶれが大きくなりそうと思っていた私は同じものを探しに、鮫洲のお店へ。
  中古電気製品なら、日本一安いと宣伝しているんだからあってくれ。あった、あった。

  忙しい人なのに悪いけれど、ビデオのこと、誰かに教えてもらわなきゃ進まない。
  で、くだんのカメラマン君にお伺いメール。
  月に一度やっととれた休みに出かけて来てくれた。
  話を聞き終わると、「で、僕何をすればいいんです?」これが彼の受難の始まり。
  スタジオの手配から、吹き込みなどなど全部付き合ってくれた上、
    10日も他の仕事を断って編集にあたってくれた。
 

画面のモデルは“左右逆”

  そして、「ビデオの中では“左右が逆”」という案が当然のように頭を占めていた。

  左右逆にしたことで、たみの少人数レッスン
     “少ない回数でコツを会得して忘れない自装”が活きたんです。

  それぞれの学園のノゥハゥを盛り込んで作られるのもそんなに遠い先のことではないでしょう。
  私の願いは《解る》《身に付く》ことにおいて「たみの“着付けは楽々”」以下のレベルのものが
  後続で作られないこと。
 

  大阪心斎橋大丸のきもの売り場で、“鏡のように画面を見ながら「一人で着れるゆかたビデオ」
  (オリジナルビデオ;大丸ロゴ)” 流してるのを見ました。
  画面には、「左右逆にできています」の文字。もちろん、画像も解説もたみの“着付けは楽々”とは別物。
  左右逆にはなってるけど、「解り易い」ものになってるのかなぁ? と感じてしまった。

  いろんなところで「これからは左右逆の着付けビデオが主流になると思います。」と
  言ってるんですけど 「たみの“着付けは楽々”」の解り易さ以下のものが作られないことを願って、
  きものプラン(こんな小さなところで)リスク承知で作ったんですよ。
  それが活かされないとしたら、残念です。
  「着られるようになって」「忘れにくい」「解る」ビデオを作りましょうよ。後続のみなさん!
 

  ゆっくりめの人でも、のべ10時間できれいで楽な着付けが身に付きます。
  どうぞ、「効果的な使い方」を活用ください。

 ★ 2001年12月6日 日経流通新聞 【TREND BOX】でも 紹介されました。

 ★ http://allabout.co.jp/fashion/kimono/subject/msub_kituke.htm?FM=mc
   allabout Japan 「一人で着付け」コーナーに紹介されました。

 ★ 3月のある日、表参道交差点で、TBSの人に呼び止められ、安住アナウンサーが
   ビデオを手に取り、左右逆に襟を掻き合せるしぐさをして、紹介してくれました。
   画面では、ビデオの動画を流してくれました。

 ★「美しいキモノ」夏号  中ほどのインフォメーション
   /きものトピックス欄に「着付け独習用ビデオ」が紹介されました。

 【自分で着つけを学びたい方に】 「きものを自分で着たいのに習う時間がない」という方に
 画期的なビデオが登場しました。ビデオの中のモデルは、左右逆にきものを着ていますので、
 まるで自分が着ているようにプロセスが確認できます。プレゼント申込みもあります。

  「美しいキモノ」誌プレゼントに応募はがきが160通。
  ほんとに多くの方が良い着つけビデオを望んでいらっしゃるのが判りました。
  「美しいキモノ」というきもの雑誌であることもありますので、ある特殊性はあるとは思います。
  もちろんきものに興味がない人は出さないし、ご自分で充分に着られる人からもきませんよね。

  どんな人が希望してくださったのでしょう?   年代はどんな割合だったと思います?

  20代=13%、30代=20%、40代=30%、50代=21%、60代=12%、不明4%
 

待っていた葉書 

  はがきの中から10枚を選んで10人にビデオを送った。たぶん届いていると思う。
  誰一人電話一本はがき一葉、連絡もない。
  「当たったー!」くらいのことはおっしゃった方もあるのではないかしら?
  嬉しくはなかったのか。そんなところへ届けてしまったのかな?
 

  と、と、とと、こんなことを書いていたら、来ました。お礼のお葉書が。
  来ました! かれこれ60本以上になるでしょう。プレゼント提供のビデオ。
  やっと一枚、届いた礼状。
  「とてもとても嬉しく心より御礼申し上げます。どんどん着てみたいなと
     ビデオに勇気付けられています!」  『ビデオに勇気づけられています』の文字が。
  ああ! 私の方こそ、勇気付けられます。 う、嬉しいです。
 

  意外だったのは、着付けを習って何年も着ていない人が欲しいということ。
  日本女性に生まれたんだもの。時にはきもので過ごしたい!

  どこかの出版社に持ち込むとか、誰かに伝えてやってもらうとか、
  していたら来年以降になってしまう。

  上の子の卒園式に着たいけれど、下の子がいて教室に行けない、
  という人も。

  反対の声もあったけれど、要る人がいるんだ、と突っ走って作りました。
  そして、やっぱり、欲しかった人がいっぱいいるんだと確信しています。
  着たかったけれど着れなかった人や、小売店さんの販促などなど、
  知られるとすごく貢献できると思います。経済効果も大でしょう。
 

  ビデオ「着付けは楽々」の声から2

  「衝動的にきものを何枚も買いました。気がつけば自分では着られなかった」というのが
    何通かあります。やっぱりきものはトレンドなんですよ。
     「人にはうまく着せられるんだけど自分は上手にできない」って、まさに、着付け教室の成果?ですね〜。
     「他のビデオでいろいろ見たんだけれど・・・・“左右逆”に期待してます」応えます。
 

  詳しい解説の部分は大変役に立つ細かいポイントがたくさんあって
  柏樹さんが自信を持ってすすめられるのが納得できました。
  

  私が、このビデオを作ろうと決めたひとつに、海外在住の方で、きものを
  着たいと思っていらっしゃる方は多く、お役に立ちたいと思ったことがあります。
  留学や海外渡航の方、きもので思い出つくりませんか?

  このビデオで独習した人が自在にきものを着こなしている様を思うと肩の荷
  をおろした気がします。そして、もっともっと多くの人に届け!と願う。

  自分で着られないという人には、着付け独習用ビデオ「たみの“着付けは楽々”」を
  ご紹介くださいませ。
 

  キープラ繋がりで日経流通新聞がトピックスに取り上げて下さり、          
  ただ今、きもの雑誌に取り上げられ全国のきものを着たい人、            
  以前習ったきり着ていない人達から注文が来ている。                  
  キープラネットがなかったら、このビデオは世に出なかった。              
  (2002年6月、キープラネットはNPO法人になりました)                

   全国のきものファンに代わってサンキュー!  
 

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